6月10日(火)、中学校の福井市連合音楽会がフェニックスプラザで行われました。
本校は第1部の2番目に登場し、「あなたへ~旅立ちに寄せるメッセージ~」を合唱しました。
これまで、音楽の時間を中心に、3学年全員でパート練習、セクション練習、体育館練習などを繰り返してきました。当日は、「思いを伝える」「メッセージを届ける」ことを皆で意識しながら、会場に歌声を響かせました。
来週17日(火)には、校内発表会で保護者の皆様にも聴いていただく予定です。
当日演奏後に書いた生徒の振り返りの一部を紹介します。
・本番では、皆で一つの作品を作りあげ、発表できたという達成感がとても大きかったです。強弱や音程、息づかいなど気をつけることも多くあり、最終的に楽しく意識しながら歌えてよかったです。
・本番では、強調する部分は力強く、転調など盛り上がる部分はしっかりためて、口を開けて声を届けるように歌うことができました。また、他校の発表を聞いて、大人数の迫力のある歌や少人数の美しいハーモニーなど、音楽の良さは人数に関係なく伝わるのだと感じました。
・皆で目標をもって歌ったことで、みんなと息がそろい、いい音色、いい歌声をフェニックスプラザに広げることができました。特にテノールは「伝える」歌詞がサビにあり、気持ちを込めて伝えることができました。
6月6日(金)、「災害時の心得」講演会とAED講習があり、小学5・6年生と中学生が受講しました。
前半の「災害時の心得」講演会では、赤十字福井県支部の山本裕行氏(大安寺地区在住)を講師に迎え、「私たちは、忘れない」という内容で、東日本大震災時時の津波の話や、自主防災で大切なことなどを学びました。
地震のとき、家の中で一番安全なところや、1つの絵を見て見方を変える視点など、具体的な内容をたくさん学ぶことができました。
そして、後半の「AED講習会」では、同じく赤十字の方に来ていただき、心肺蘇生やAEDの使い方を学びました。子どもたちは、グループに分かれ、実際に体験することで、テンポよく蘇生することや救命の大切さを学びました。
6月3日(火)、避難訓練を行いました。今回の訓練は、「いつどこで何が起こるかわからない」という想定で、子ども達には事前には知らせず、2時間目の授業後の休み時間に行いました。
休み時間で遊んでいた児童や教室移動をしていた生徒たちも、非常ベルやサイレンの音、放送をしっかり聞き、速やかに避難することができました。消防署の方からも「放送をよく聞いて、迅速に行動することができていた」と講評をいただきました。
また、避難訓練の後は、煙中体験も行いました。
生徒たちの振り返りには、「今回の訓練では、休み時間に地震が起きて、普段通り廊下の前で友達と話していたので、地震はいつ起こるかわからないということを改めて実感した。本当に地震が起きた時、自分はどうしたらいいかわからなくなってしまうので、冷静に行動したい。また、煙の体験をして、上のほうは濃度が濃く何も見えなかったので、しゃがんで行動することを意識したいなと思った」といったコメントもありました。